「母の特養入所直前に脳梗塞再発――介護の限界と終わらない葛藤」
5月30日、母が特別養護老人ホームに入所する予定でした。
「ようやくここまで来た」と心のどこかでホッとしていた矢先、予想もしない出来事が起こりました。
母は、予定日直前の5月28日に脳梗塞を発症し、今は病院に入院しています。
実は今回で2度目の脳梗塞。前回よりも症状は重く、右半身が麻痺してしまいました。
介護の限界を感じながらも、自宅で母を支えてきました。
なんとか特養入所までこぎつけ、これでようやく私自身の生活や家族の負担も少しは軽くなる…と思っていた矢先の出来事でした。
脳梗塞の治療では、発症後1週間程度はベッド上での絶対安静が必要です。
せっかく前回の発症後から時間をかけてリハビリし、少しずつ取り戻してきた筋力も、今回の入院でまた一からやり直し。
しかも今後は元の状態に戻るかどうかもわかりません。
そして、何よりショックだったのは、せっかく決まっていた特養の入所が白紙になる可能性があることです。
担当者との面談も終え、「5月30日にお迎えに行きますね」と言ってもらえていたのに、まさかそのわずか2日前にこんなことが起きるなんて。
きっかけはデイサービスのスタッフさんからの連絡でした。
「右手で物をうまく握れない」「歩いても右足が出にくい」と。
急いで仕事を早退し、母を迎えに行ってそのまま病院へ。
「この病院では対応できない」と言われ、脳外科医がいる病院へ救急搬送。
入院の手続きが終わって自宅に戻ったのは、夜の10時でした。
病院での入院手続きって、本当に大変です。
大量の同意書に署名し、説明を聞き、心も体もすっかり疲れ果てました。
現在、母は食事はなんとかとれていますが、歩行は禁止。
そして一番厄介なのは、再発のリスクが非常に高いということでした。
医師の説明によると、母の脳内には先天的に血管が狭い箇所があり、そこに血液が淀んで血栓ができやすい体質だそうです。
今回は前回から1年持ちましたが、次は1年も持たない可能性もあると。
年齢的に根本的な治療は難しく、いわば「いつまた起きてもおかしくない」状態なのです。
新たな持病として「脳梗塞」という名前が母に加わりました。
これは生活にも、そして金銭的にも大きな影響があります。
特養の入所話もどうなるか分からない。
このまま急性期病院からリハビリ病院に転院した後の行き先も未定です。
「今後どうするの?」
そんな言葉が自分の中でグルグル回っています。
ここまできて、心が折れそうです。
でも、泣いても叫んでも、誰かが代わってくれるわけじゃない。
私はいつになったら、母の介護によって奪われる「時間」「お金」「労力」から解放されるのでしょうか。
母の介護により、上の子もたくさんの我慢をしてきました。
今回、特養入所で私も子どももようやく肩の荷が下りると思っていたのに、現実はむしろ厳しさを増しています。
介護は、予定通りに進まない。
むしろ、「うまくいかないことの連続」だと感じています。
それでも、どこかに希望を見出したくてこの文章を書いています。
もし今、同じように介護で悩んでいる方がいたら、少しでも「ひとりじゃない」と思ってもらえたらうれしいです。
そしてまた、私も前を向ける日がくると信じて。
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