【特養入居決定!】介護3からの急展開と、私たち家族が動いたこと
ついに、母の特別養護老人ホーム(特養)入居が決まりました。
要介護3と認定されたことで、今までどうにか機能していた家庭のバランスが崩れ、私自身も介護のために仕事を休むなど、家族の生活そのものが大きく変わってしまいました。
そんな中で、まるで“タイミングがぴったり合った”かのように特養の空きが見つかり、申し込みへ。ありがたいことに、申し込みの翌日には審査結果の連絡をいただき、入居が現実のものとなりました。
今週末には施設の責任者さんが我が家に来訪し、母と面談(顔合わせ)をする予定です。それが済めば、正式に入居となる運びです。
今回は、ここに至るまでに私たちが実際に動いたことをまとめておきたいと思います。
ステップ1:「区分変更」の申請
母の介護状態の悪化により、現在の介護度では対応しきれないと感じていたため、ケアマネージャーさんと相談し、介護認定の区分変更申請を行いました。
これは介護3の認定が出る以前、状態の変化を感じた段階でケアマネさんに相談し、一緒に申請用紙を記入・提出しました。
最新の介護度認定に納得がいかない、もしくは状況が変わったという場合には、年1回の定期調査を待たずとも申請が可能です。やはりこのような手続きは、ケアマネさんと連携することでスムーズに進めることができました。
ステップ2:「世帯分離」の手続き
次に行ったのが、「世帯分離」です。
同居している母は、住民票上では夫の扶養に入っていましたが、特養に入る際の入居費用は、本人の収入だけでなく、同一世帯に課税者がいるかどうかによっても変わってきます。
そこで、母を一人世帯として住民票を分ける手続きを行い、「世帯分離」を完了させました。年金のみが収入源の母にとって、この変更により介護保険制度上の負担限度額の軽減が受けられる可能性が高まりました。
ただし、世帯分離には税制面や医療費助成制度への影響も出る場合があります。私たちも、ケアマネージャーさんに相談しながら慎重に進めました。迷ったときは、やはり専門家に聞くのが一番です。
誰かの犠牲で成り立つ介護は“できていない”
前回のブログでも触れましたが、「誰かの犠牲のうえに成り立つ“できる”は、本当の“できている”ではない」という考えを、今回あらためて強く感じました。
私が我慢すれば、家族が頑張れば、何とかなる…そんな思い込みは、結局みんなを疲弊させてしまうだけでした。
介護は、一人の問題ではありません。そして、私たちは介護保険制度を支える一員として、必要なときにはその制度の恩恵を正しく受ける権利があると思います。
新しい生活に向けて
特養の入居が決まったとはいえ、介護が終わるわけではありません。ですが、専門的な環境で母を見てもらえることで、私たち家族も少しずつ自分の生活を取り戻せそうです。
これから始まる新しい生活の中でも、できるだけ母が安心して過ごせるように、引き続き見守っていきたいと思います。
そして、同じように介護で悩んでいる方にとって、この体験が少しでも参考になればうれしいです。
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